トラクター
「トラクター」というものの名前を聞いた事はありますか?
トラクターとはラテン語で「引く」という意味があり、そもそもはそのもの自体で推進することが不可能であるものを牽引したりする装置の事を言います。使用用途として土木工事に用いられたり、軍事用語であったり航空機用語だったり様々なものを指す場合がありますが一般的には農機具のトラクターの事を指すことが殆どです。ここでも、農機具のトラクターについてのご説明したいと思います。
多くの方はトラクターはもとい農機具に触れる機会などあまりないと思われます。農業用のトラクターの用途としては土を耕したり、他の農業機械を牽引する為に用いられますが主に知られているのは乗用型のトラクターであると思います。
簡単に説明をすると外見は車のような見た目であり、現在使用されている農機具用トラクターは空気入りのタイヤを装備したホイールトラクターと呼ばれるタイプのものが殆どです。
車のような見た目、と述べましたがトラクターが行う作業の殆どは人間の歩みの速度程度の速度が求められるため車のように数十キロを出して走行する、といったことはほぼありません。
では主にどのような作業をしているか、といいますと先程少し述べましたが農地を耕すために用いられます。耕す、と簡単に言っても固くなった土を掘り起こしたり、耕地に落ちた落ち葉や肥料などを土と混ぜてやり微生物などが働きやすい環境を作ることで作物を作るうえでよい働きをしてもらうようにするなど、耕すという行動一つをとってもとても重要な作業である事が分かっていただけると思います。
昔はくわ等の農機具を用いて手作業で行っていた作業を効率よく行えるトラクターは、現代の農業業界にとっては必要不可欠な存在となっております。