発電機・発動機
現代、農作業従事者にとって電動工具を使う事は、必要不可欠なことです。
しかし、作業場となる畑や山間部では電源が無い事もしばしばです。
それゆえ、近代農業において農機具を動かす発電機もまた、必要不可欠な存在です。
そもそも発電機とは何でしょうか。簡単に言えば、電気を作る機械の事です。
構造は電動機(モーター)と近く、電気で電動機を回すのと同様、電動機を回し電気を生み出すのです。
歴史は古く、1821年に世界初の電動機が開発されています。
そしてその11年後、1832年に世界初の発電機、ダイナモが誕生したのです。
現在、小型発電機には幾つかの種類があります。
まずガソリンを動力とするものと、ガスを動力とするものがあります。
ガソリンを必要とするエンジン発電機は、エンジンオイルが必要です。
そしてエンジンの出力にばらつきがあるため、電力の供給が安定しづらいです。
一方、良質で安定した電力を供給するインバーター発電機も人気の商品です。
カセットボンベで動作可能な製品もあり、とても手軽です。
携行缶やガソリンの準備が必要なく、女性や高齢者でも簡単に利用できるのです。
夜間や、民家が近くにある場合は、防音機能付きの発電機がベストでしょう。
農機具に必要な発電機、必要な場所と用途に合わせて最善のものを選びましょう。